身体の一部を踏んで圧迫することを目的としたSMプレイ。踏みつけによる打撃や圧迫ダメージを与えるので、身体的SMの一種に分類される。「寝かせて踏む」「四つん這いにさせて踏む」「正座させて踏む」など、体勢のバリエーションが豊富。プレイ中に自然な流れで組み込めるので、調教プレイの一環として使ったり、ほかのプレイと複合させて使ったりするのがおすすめ。
精神的SMの一種でもある
分類的には身体的SMの一種だが、精神的な快楽が強いという側面もある。M側は踏まれているという事実だけでも相当屈辱的なので、主従関係や調教プレイが好きな人だと興奮度がかなり高くなる。極端な話、足を軽くのせておくだけでも屈辱感と羞恥心を与えられるので、弱めの力加減で安全に虐めたい人にはおすすめできる。
踏みつけプレイでよく踏む場所
踏みつけプレイをするときによく踏む箇所は下記にまとめた通り。踏む場所によっては痕が残りやすくなったり、怪我をしやすい場所もあるので、当然だが力加減には十分注意する必要がある。
- 顔・・・強い屈辱を与えられる場所で、調教が好きな人ほど快楽が強い。頭の位置をコントロールしやすい首輪プレイとの相性が良い。
- 胸・・・仰向けに寝かせた場合に踏みやすい場所。こちらも屈辱感が非常に強く、性感帯なので強弱や踏み方を工夫することで快感を強くできる。
- 太腿・・・股を開かせて羞恥プレイや言葉責めをしているときに踏みやすい場所。踏みつけつつ強制的に足を開かせるのも楽しい。
- 背中・・・うつ伏せに寝かせた状態で踏みやすい場所。四つん這いのときに強く踏み込んで体勢を低くさせることもできる。
- お尻・・・皮膚が厚いので多少強めに踏んでもOK。鞭やスパンキングと組み合わせても良いし、生殖器を開いて羞恥プレイに移行することも可能。
- 生殖器・・・最高の屈辱感を与えられる場所。快楽が強いので調教の最後で踏むのがおすすめ。繊細なので力加減には注意。
踏みつけプレイの注意点
踏みつけプレイをするときに注意すべきことは下記の通り。安全面には最大の配慮をして行うのが鉄則だ。
強く踏みすぎない
慣れていない状態で力任せに踏むと怪我のリスクが高くなるので、力加減には最大限の注意を。踏むときの体勢やパートナーの体型によっても適切な力加減は異なるので、まずは踏みやすい場所から徐々に試すこと。拘束しながら踏みつける場合、気付かないうちに腕や足を圧迫しやすいので特に注意する。
踏む場所に気を付ける
「急所が多く集まる顔付近」「重要な神経が集中する首」「内臓が集中するお腹周り」「骨が薄く脆い場所(手首・あばら)」などは、怪我をしないように注意して踏む必要がある。物理ダメージを意識しなくても踏むという行為自体で快感を与えられるので、最初は皮膚や筋肉が厚い箇所を重点的に踏むのがおすすめ。
足を清潔にしておく
顔や生殖器の近くを踏む場合は、雑菌が目・口・局部から入りやすいもの。踏みつけから足の指を舐めさせるプレイもあるので、清潔感には常に気を配ること。「足が臭い」「足が汚れている」とかは萎える人が多い。足の清潔感・見た目・ニオイの状態を完璧にしておくことで、M側のスイッチが入りやすくなる。
- 踏みつけプレイ前には必ずシャワーを浴びる
- プレイ前には念入りに足裏と指を洗っておく
- 日頃から消臭スプレーやニオイ消しでケアをする
- 裸足で歩き回らずに清潔な靴下かスリッパを履く
好き嫌いを事前にリサーチ
踏みつけは好き嫌いが別れるSMプレイなので、実際に行う前にさりげなく好き嫌いをヒアリングしておくと良い。いきなりやる場合はプレイが盛り上がる可能性もあるが、もし嫌がられた場合は気持ちが一気に冷める可能性もある。
踏みつけプレイの複合系
踏みつけプレイは、身体的SM・精神的SMどちらの特徴も持ち合わせているため、あらゆる複合プレイに対応させやすいのが魅力だ。以下、複合プレイを一例を書いていくので参考にしてみてほしい。
踏みつけプレイ+言葉責め
踏みつけながら、屈辱や羞恥心を覚えるような言葉を投げかけて責めを行う複合プレイ。「言葉責め」と言っても難しく考えずに、状況を実況するだけでもOK。痛みに加えて耳から入る情報で屈辱を再認識できるので、興奮度はかなり高くなる。
踏みつけプレイ+全身リップ
顔付近を踏みつけたあとに、そのまま全身を舐めに移行させるプレイ。踏みつけ後は足が顔の近くにあるので、足の指から全身を舐めるように命令する。自然な流れで調教に持ち込めるので、主従関係好きにはたまらないプレイの一つ。
踏みつけプレイ+首輪
踏みつけプレイと首輪も相性が良い。「室内を散歩している途中で踏む」「リードを引っ張りながら踏む」など、豊富な踏みつけバリエーションがある。リードを引っ張ることで自由自在に体勢を変えられるので、好きな体位にしてから踏めるのが最大のメリット。調教プレイにも移行しやすい。
踏みつけプレイ+拘束
手枷・足枷・縄などによる拘束をしたあとに踏みつけるプレイ。首輪よりも身体の自由がききにくいため、恥ずかしい体勢を維持したまま踏みつけプレイに移行することが可能に。「拘束によって自由を奪われている感覚」×「踏みつけによるダメージ」×「屈辱感」の3つが重なるので、快楽の度合いはかなり強くなる。
踏みつけプレイ+鞭
踏みつけることで逃げ道を封じつつ、鞭による打撃で痛みを与えるプレイ。四つん這いにさせて顔を踏みつつ、お尻に鞭を振るうなどバリエーションが豊富。踏みつけの強弱・鞭の振り方・体勢の調整など考えることが多く、やや難易度が高い。